緩和ケアの基本的知識を研修等により習得することは、「がん対策推進基本計画」において「すべてのがん診療に携わる医師」に課せられている目標のひとつです。小児の緩和ケアは成人の場合とは異なる対応が必要です。このような小児の特殊性を踏まえ、小児診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会(以下「緩和ケア研修会」という)を実施いたします。
本事業は、小児診療に携わる医師を対象に研修会を通じ、緩和ケアについての基本的な知識および小児の診断・治療のより高度な技術を習得してもらうことにより、小児診療の質の向上に寄与することを目的としています。
事業の内容
(1) 小児医療に携わる医師に対する緩和ケア研修
- 小児医療に携わる医師が緩和ケアに関する知識等を身につけることができるよう、より効果的に研修を実施できるための方法について、委員会を設置のうえ検討を行う。
- 委員会において検討された内容に基づく教材等を作成するとともに、研修会を実施する。