新規評議員の2024年度(令和6年度)申請要項、並びに申請資格

作成日:2015.05.25
更新日:2024.01.12

1.申請要項

  • 1)申請受付期間:2024年3月11日~4月12日(消印有効)
  • 2)新たに評議員になろうとする者は申請書、履歴書、評議員2名以上の推薦書および業績目録を上記の申請期間中に本学会理事長宛に提出する。
  • 3)本学会HPからダウンロードした申請書・履歴書(様式1)ならびに評議員二名(一施設一名)の推薦書(様式2)に記入し、日本小児血液・がん学会事務局へ送付する。 郵送は簡易書留とし、封筒の表面に『評議員申請』と朱書きすること。
    配達状況の追跡は、申請者が行うこと。
    »申請書と推薦書の様式はこちら
  • 4)申請資格を満たすことが確認できる業績一覧を様式1の別紙欄に記載し、必要な業績確認資料(論文コピーなど)を添付する。論文業績の点数評価は申請資格に基づいて算出し、所定点数は下記「申請資格」を参照する。業績論文の記載方法は「日本小児血液・がん学会雑誌」執筆要領を参考にする。
  • 5)申請申込み先:
    一般社団法人 日本小児血液・がん学会
    〒112-0012東京都文京区大塚5-3-13
    D's VARIE 新大塚ビル4F
    一般社団法人学会支援機構内

2.申請資格

評議員は正会員の中から各領域(小児科領域、小児外科領域、放射線科領域、脳神経外科領域、整形外科領域、病理領域、上記以外の臨床系領域、基礎医学領域、看護・医療職・支援領域)別に選出される。評議員の申請資格は各領域共通なもの、並びに各領域別のものがある。

  • 1)各領域共通の申請資格
    • (1)本学会、日本小児血液学会または日本小児がん学会の会員歴が通算8年以上で、申請の時点で会費を完納している者
    • (2)本学会において活発な学術的活動があること
      (以下の1~3のうちいずれか1つ以上あること)
      1. 本学会、日本小児血液学会または日本小児がん学会の学会雑誌に論文発表があること
      2. 本学会、日本小児血液学会または日本小児がん学会の学術集会に2回以上の発表(うち1回以上は筆頭演者)があること
      3. 評議員資格審査委員会(以下、審査委員会)が認める本学会における十分な活動歴があること
  • 2)領域別申請資格
    • (1)小児科領域(以下の要件のいずれかを満たすもの)
      1. 本学会の定める専門医で、かつ英文論文、和文論文業績が別に定める所定点数を上回る注1)
      2. 日本血液学会専門医、または小児科学会専門医かつがん治療認定医で英文論文、和文論文業績が別に定める所定点数を上回る注1)
    • (2)小児外科領域(以下の要件のいずれかを満たすもの)
      1. 本学会の定める認定外科医
      2. 日本小児外科学会指導医
      3. 日本小児外科学会専門医で15例以上の小児がん切除手術経験を有し注2)、かつ小児がんに関する英文論文、和文論文業績が別に定める所定点数を上回る注1)
    • (3)放射線科領域(以下の1及び、2または3を満たす事)
      1. 日本医学放射線診断専門医または放射線治療専門医もしくはそれと同等と認められる
      2. 関連の学術研究活動がある注3)(審査委員会審査)
      3. 英文論文、和文論文業績が原則的に別に定める所定点数を上回る注1)
    • (4)脳神経外科領域(以下の1及び、2または3を満たす事)
      1. 脳神経外科専門医もしくはそれと同等と認められる
      2. 関連の学術研究活動がある注3)(審査委員会審査)
      3. 英文論文、和文論文業績が原則的に別に定める所定点数を上回る注1)
    • (5)整形外科領域(以下の1及び、2または3を満たす事)
      1. 整形外科専門医もしくはそれと同等と認められる
      2. 関連の学術研究活動がある注3)(審査委員会審査)
      3. 英文論文、和文論文業績が原則的に別に定める所定点数を上回る注1)
    • (6)病理領域(以下の1及び、2または3を満たす事)
      1. 日本病理学会専門医もしくはそれと同等と認められる
      2. 関連の学術研究活動がある注3)(審査委員会審査)
      3. 英文論文、和文論文業績が原則的に別に定める所定点数を上回る注1)
    • (7)上記以外の臨床系領域(以下の1及び、2または3もしくは4を満たす事)
      1. 各領域の基盤学会の専門医もしくはそれと同等と認められる
      2. 学術研究活動がある注3)(審査委員会審査)
      3. 十分な臨床活動歴のあるもの
      4. 英文論文、和文論文業績が原則的に別に定める所定点数を上回る注1)
    • (8)基礎領域
      1. 専門的学術集会活動がある注3)(審査委員会審査)
      2. 血液及び小児がんに関する英文論文、和文論文を点数化 原則的に別に定める所定点数を上回る注1)
    • (9)看護・医療職・支援領域
      1. 各領域の専門認定資格もしくはそれと同等と認められる
      2. 関連の学術研究活動がある注3)(審査委員会審査)

注1:評議員申請資格に関する論文業績の点数化基準
所定点数は「総合5点」とする。但し、小児科領域は「総合10点」。

No. 論文業績の種類 点数
1 本学会雑誌、日本小児血液学会雑誌、日本小児がん学会雑誌、
欧文誌の論文
2点
2 他の学会雑誌の原著論文(症例報告を含む) 1点
3 その他の掲載論文(依頼原稿などの総説) 0.5点
4 著書(和文、英文) 0.5点

業績採点における注意事項:

  1. 業績は全て小児血液あるいは小児がんに関するものとする。
  2. 全て筆頭者とする。但し、欧文論文に限り、共著者(筆頭著者以外)論文も評価対象として0.5点とする。 尚、欧文誌とは「英語など国際共通言語による医学雑誌」であり、日本で発行される英文医学雑誌は論文業績の欧文誌に該当する。
  3. in pressを含め、確認できるもの(コピー)を添える。
  4. 大学や研究機関などの抄録や報告書は除く。

注2:小児がん切除手術経験は生検や良性疾患を除外しないが、その適格性については審査委員会が判定する。

注3:専門的学術集会には日本小児放射線学会、日本小児病理研究会、日本小児神経外科学会、日本小児がん看護学会などが含まれる。学術的活動については申請内容に基づいて審査委員会が判定する。

申請書と推薦書の様式