お問い合わせコーナー
更新日:2018.01.18
現在、日本小児血液・がん学会では個別症例についてのお問い合わせは応じておりません。
セカンドオピニオンなどをご希望の際は、各施設にお問い合わせください。
Q1. 小児血液疾患にはどのようなものがありますか。
小児の血液疾患には赤血球が壊されてしまう溶血性貧血、出血を止める機能が低下する
血友病に代表される凝固異常疾患、骨髄で血液細胞が作られなくなり赤血球、白血球、
血小板が減少する再生不良性貧血など多岐にわたる疾患があります。小児科のなかでも
血液疾患を専門とする医師による治療が必要です。
Q2. 小児がんとはどのような病気ですか?
小児がんとは、小児がかかる悪性腫瘍のことです。血液のがんである白血病・悪性リンパ腫、
脳腫瘍、全身の交換神経節や副腎に多い神経芽腫、腎臓にできる腎芽腫(ウイルムス腫瘍)、
肝臓にできる肝芽腫、筋肉にできる横紋筋肉腫などがあります。これらの疾患は成人と異なった
発育形態や治療効果を呈するものが多く、専門医による治療が勧められます。
Q3. 治療ができる病院は限られていますか。
平成25年2月に国が小児がん拠点病院として15施設を指定しました。また当学会では
小児血液・がん専門医制度により、小児血液・がん疾患を専門とする医師の育成のための
研修施設を認定しておりますので、受診の際の参考にしてください。
当学会ホームページ内に研修施設一覧がありますので、以下のURLからご参照ください。
https://www.jspho.org/specialist/training_facility.html
また小児血液・がん専門医、認定外科医に関しても以下のURLから参照できます。
小児血液・がん専門医一覧 https://www.jspho.org/specialist/certification_application.html